ごあいさつ
当院のホームページをご覧頂きまして、まことにありがとうございます。
2018年11月1日に、神戸市東灘区のJR甲南山手駅南すぐの所に「かしもと眼科医院」をオープンさせて頂きました。
私は、医師の家系の4代目にあたります。初代は、九州の田舎で細々と村医をしながら、地域の治水事業に生涯を捧げた方でした。
2代目は、満州で開拓民の医療を担ってましたが、その後戦争が始まり軍医となり、戦後は、両眼ともに当時は不治の病であった緑内障を患い視力を失ったため、一般診療が出来なくなり、最後は日本生命の産業医として生涯を終えました。
3代目は産婦人科医として、第2次ベビーブームの産科医療を支え、老後は子宮がん検診で地域医療に貢献してまいりました。
4代目となる私自身は、兵庫医大眼科入局後、大学の研究室で視神経の保護と再生の研究と、当時主任教授の三村治先生に師事し、全国でも最先端レベルの小児の斜視弱視、視神経炎、甲状腺眼症、重症筋無力症、眼部悪性リンパ腫などの難症例の治療を学び、全国最大規模の眼瞼けいれんや片側顔面けいれんに対するボツリヌス治療専門外来や、神経眼科外来も長年担当させて頂きました。
また、兵庫医大では医学部の助教として医学生の指導にあたり、大阪医療福祉専門学校や大阪人間科学大学の非常勤講師として、視能訓練学科の学生の教育にも関わって来ました。
しかし、これまで神戸掖済会病院医長、友幸会ゆうこう眼科医院勤務などで、数年ずつの地域医療に関わった期間はありますが、まだ先代ほどの実績はありません。
これからは、地域の皆様の目の健康を守る「かかりつけ医」として、力を尽くしていく所存ですので、家族の目の病気の相談などでも結構ですので、お気軽にお越しください。
追伸
当院では、常に最新の医療機器を揃え、最新の知見をもとに、日々の診療を行う様に心掛けておりますので、他院で診断がつかなかった病気や、治療しても治らなかった病気でも、適切に対応いたします。
当院では、安全で早い、患者様に心身ともに負担の少ない手術を心掛けています。副院長の樫本大作は、手術のスペシャリストとして全国から依頼を受けて難症例の白内障、緑内障、および網膜硝子体疾患の手術を多数執刀しております。
紹介状がなくても結構ですので、そろそろ目の手術が必要と言われた患者様もお気軽に受診して下さい。
現在、水曜午後に、お子様の「先天鼻涙管閉塞」の専門外来を不定期にしておりますので、生後から目ヤニが止まらない赤ちゃんがいらっしゃいましたら、お手数ですが、当院(078-452-2022)まで、その月の診療日を電話でご確認ください。必要あれば、ブジーによる治療を致します。