VDT検診のご案内
VDT検診とは
VDT(Visual Display Terminals)は、パソコンやスマートフォン、テレビなどのディスプレイ、モニター機器を指します。
現代は職場や私生活においてVDTの使用頻度が増えました。
それによる身体的、精神的疲労をVDT症候群、別名『テクノストレス眼症』と呼びます。
日常的にVDT作業を繰り返すことにより症状が慢性化する場合があります。
VDT症候群の症状
- 眼精疲労
- 視力低下
- ドライアイ
- 首・肩・腰の疲労
- 疲労感
- 倦怠感
- 吐き気
- 抑うつ状態
VDT検診について
検診費用・検診時間
費用 | 5,000円(消費税別) |
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所要時間 | 約1時間 |
検査項目
検査の詳細について
1. 問診
ご来院後、問診いたします。
2. 屈折視力検査
オートレフラクトメーター検査機器で、近視、遠視、乱視の度数を他覚的に測定します。
3. 矯正視力検査
裸眼視力、矯正視力を測定します。遠方にピントを合わせ、近くのものがどう見えるかを調べ、老眼の進行具合を検査します。
4. 眼圧検査
ノンコンタクトトノメーターという検査機器で目に空気(風)をあて、目の内圧を測定します。
正常値は10mmHg〜21mmHgですが、緑内障などの疾患の場合は上昇する場合があります。
5. 調節力検査
調節力検査は近点計という検査機器で調節力を測定します。
近くのものを見るときに目の筋肉に力をいれていただき、水晶体をぐっと膨らませピントをあわせます。その際のピントを合わせる力を調節力といいます。
加齢により目の筋肉が衰え、水晶体が固くなったりすることにより、調節力は弱まります。
この検査をすることにより、調節力が何歳くらいなのかがわかります。
6. 眼位検査
目の位置、斜視の有無を検査します。
7. 涙液破壊時間検査
目の表面を覆う涙の状態が不安定な場合、目が乾く、ショボショボするなどのドライアイになる可能性が高まります。
その状態を検査します。
8. 染色検査
目の表面に傷がないか検査します。
9. 細隙灯顕微鏡検査
スリットランプという検査機器で結膜、角膜、前房、水晶体などに異常がないかを検査します。
企業ご担当者様へ『VDT検診』のご案内
『かしもと眼科医院』は企業様に『VDT検診』をご案内しております。
産業医の立場から、パソコン作業による眼精疲労の相談、対処方法などのアドバイスも可能です。
貴社スタッフ様の福利厚生の一環としてご検討されてはいかがでしょうか。
検査内容、診察時間帯など、ご相談いただくことも可能です。